難しい判断を迫られるFOMC
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- 2014.01.27
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世界的な株安を受け、週明けの日経平均も15000円を割り込んできました。
少なくとも今週のFOMCまではこの流れが続きそうな雰囲気です。このFOMCで追加緩和縮小が決定されれば、新興国からの資金流出は加速度を増すことになります。脆弱な新興国財政が大きなダメージをうけることになり、最悪は国家デフォルトに至る懸念もあります。
また、中国の理財商品デフォルトの期限が今月末(1/31)といわれています。ここでデフォルトが起これば、ドミノ式に破綻が連鎖することになるでしょう。
日米欧も他人ごとではありません。中国・新興国に重大な事態が起これば、やっと景気回復の道筋が見えてきたのに元の木阿弥です。バーナンキFRB議長にとって最後のFOMCは難しい判断を迫られています。