雇用統計前の様子見
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- 2015.11.06
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昨日発表された米新規失業保険申請件数は27万6000件と市場予想26万2000件を上回り8か月ぶりとなる増加数となりました。
米雇用統計前の敏感になっているタイミングでの悪化にも関わらず市場の反応は限定的。
悪化したとはいえ、節目とされる30万件はクリアしており、米労働市場の健全性は示しています。また、イエレンFRB議長をはじめとしたFRBの12月利上げに対する思いは強く、よほどの事がない限り揺るがないと見られます。今夜の米雇用統計も多少の下振れでは影響なしとみなされるのではないでしょうか?
貴金属は雇用統計前の様子見で下落は限定的。金1100ドル、プラチナ950ドル、銀15ドルと節目のラインで待機中。雇用統計次第で一気に動きそうな相場です。