雇用統計の再評価
- UPDATE
- 2014.11.11
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特に材料のない中、改めて雇用統計の結果を再評価する動きでリスクオン。
堅調な米経済回復が続くとの期待からドルは上昇し、ダウ・S&Pは高値更新。
そもそも10月米雇用統計は市場予想こそ下回ったものの、決して悪い結果ではありませんでした。週末の動きは米雇用統計を売り口実にしただけでしょう。
週末に急騰していた貴金属は当然のごとく反落。
金は1150ドル付近となっています。現状ではこの辺りが妥当でしょう。
ここからの動きが難しいですね。12月のFOMCで利上げ時期について何らかの材料が示されるとみられています。市場のコンセンサスは2015年半ばまで前倒しされてきました。長く議論されている問題ではあり、ある程度織り込まれてはいますが、それでも発表時には市場は反応するでしょう。
少なくともFOMCを通過するまでは1200ドルを越える事は難しいと予想します。