閑散とした市場
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- 2018.02.20
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昨日の米市場はプレジデンツデーにて休場、中国も春節祭期間で長期連休中。
閑散とした市場で、小動きとなかでややドル高・円安となっています。
今週は21日に公表されるFOMC議事録に注目が集まります。年3回との見通しだった利上げ回数が、景気回復とインフレ改善を受けて4回に修正される可能性があるのかが焦点になります。
改めて相場状況を確認すると、目立つのはやはり米長期金利の上昇。
米10年債利回りは一時2.9%を記録するなど4年ぶりの水準まで上昇し、節目とされる3.0%も意識される展開となっています。
トランプ大統領が大規模なインフラ投資を約束していますが、その財源は国債発行頼りであり、一層の財政赤字の拡大が懸念される状況となっては米国債を買い進む動きは限定的。もう一段の上昇の可能性は強いと思われます。