開戦前夜
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- 2013.08.28
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まるで開戦前夜のような雰囲気です。
米国及び西側諸国が数日以内にシリアに対する軍事行動に踏み切る可能性が高まっています。
シリアが化学兵器を使用したと断定し、軍事行動の準備を進めているとのこと。
米国が再びシリアに介入することで、ロシアや中東諸国の動向が懸念されます。イスラエルやイランだけでなく、中東のテロ勢力の活動も活発化すると思われ、事は簡単に収まらないでしょう。
シリア情勢の緊迫化で市場はリスク回避。
世界的に株価は下落し、ドルは軟化。安全資産として貴金属と円が買われています。
「有事の金」として、金は1420ドル付近まで値を伸ばしてきています。ただ、このまま有事という事になっても、さらに値を伸ばすかは微妙なところ。実際、湾岸・イラク戦争の開戦時には逆に値を下げています。ここ最近の急騰もあり、事が起きた時が良い売り時と考えられても不思議はありません。