長引けばウクライナ情勢も陳腐化する
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- 2014.04.15
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先ずはウクライナ情勢。
攻撃への最後通告を受けていた親ロシア派勢力は指示に従わず徹底抗戦の構え。期限は過ぎましたが、今のところ新政権側は静観しています。
裏ではオバマ米大統領とプーチン露大統領による電話歓談が行われ、お互いを牽制。代理戦争の様相も呈してきましたが、米露とも現時点でこれ以上の衝突は避けたいところ。ウクライナの両陣営に対しこれ以上踏み込んだ動きは親分が許さないでしょう。事態は膠着状態です。
ウクライナ情勢で貴金属は続伸しましたが、後半は伸びにかけました。ウクライナ情勢も長引けばシリア情勢のように陳腐化し、材料視されなくなるでしょう。過度の期待は禁物です。