相場天気予報MARKET FORECAST

昨日は米英市場が休場。

アジア時間では週末のイエレンFRB議長講演を受けた早期米利上げ観測の織り込みが続きました。

続落相場となっていた金は1200ドル割れも覚悟の展開となりましたが、今回は防衛に成功。そしてその勢いを駆って現在1210ドル台まで値を押し戻しています。3連休明けとなる米英市場での動きは要注意です。そして為替も消費税増税延期が決定的になったことなどから円安。日米の金融政策の違いも改めて意識されます。

市場の最大の関心事は米利上げですが、これに絡み6/3の米雇用統計が需要指標。特に今回は早々と弱い雇用統計が予想されています。評価の問題になってくるかもしれません。

そして今週は6/2にOPECも開催されます。50ドル近い高値で推移している原油ですが、OPECでの原油増産凍結がやや楽観視されている部分が不安です。蓋を開けてみるまでは結果はわかりせん。