金融イベントへの思惑で動く
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- 2016.04.25
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週末は特に大きな材料のない中、思惑で相場が動いています。
今週は26~27日にFOMC、27~28日に日銀金融政策決定会合と日米の重要な金融イベントが開催されます。
まずFOMCでは今回の会合での追加利上げは見送られる公算が高いものの、6月利上げについて何らかのアナウンスがあるのではないかとの見方が有力。一方の日銀はマイナス金利の拡大など追加緩和に踏み切るとの見方。
先週のECB理事会でドラギ総裁が追加緩和を示唆したこともあり、利上げに向かう米国に対し更なる緩和に向かう日欧という構図が改めて意識されたことにより、ドル高円安です。
このところ急激に円高が進んでいたことへの巻き戻しもあり、為替は一気に111円後半まで円安に動きました。そして貴金属はドル高に押され急落。ドル建てではこのところの上昇分を吐き出しています。
GW前に激しく動きそうです。