金 大幅続落
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- 2016.03.15
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日米の金融イベントを前に金は大きく下げてきました。
2日間で、1280ドル付近から1230ドルまで約50ドルの急落となった金。
原因はECBでの予想を上回る追加緩和で市場が落ち着きを取り戻したことによる安全資産としての魅力後退に加え、今回は利上げ見送りが濃厚なFOMCにて次回利上げを示唆するとの見方が強まった為。タカ派的なFOMCへの警戒感から金は大幅続落となりました。
ここまでの上昇が急ピッチだったこともあり、調整もダイナミックです。米利上げは大きな不安材料ではありますが、世界的には緩和・マイナス金利の流れがトレンドです。また、ピットコインなどの架空通貨の台頭もあり、信用の裏付けとしても貴金属は重要な役目を担っています。まだまだへたれる局面ではないと思いますが…。