週末の動き
- UPDATE
- 2017.10.16
- GATEGORY
- OTHER
金曜日に発表された米CPIが弱い結果となったことで、年内利上げ観測が後退していた中、15日にイエレンFRB議長が講演。
イエレンFRB議長は物価上昇の弱さについて、物価の伸びの鈍化は一時的なもので、このところの物価の減速は誇張されているとの考えを示しました。また、金融政策については、米経済の力強い拡大は穏やかな利上げを正当化すると引き続き見込んでいると年内利上げの方針を維持し、経済の拡大を維持するためには、今後数年間は穏やかに金利を引き上げていくのが適切だと発言しました。
よほど大きなアクシデントが発生しない限り、年内利上げの方向性は変わらないと考えた方が良さそうです。ただ、イエレンFRB議長の再選事自体が危ぶまれている状況であり、次のFRB議長次第でその方向性も変わってしまうかもしれないという非常に不透明な状況です。
また、このところ鳴りを潜めていた北朝鮮で動きあり。弾道ミサイルを載せた移動式発射台を複数地域で稼働させているとの事。やはり18日の中国共産党大会が警戒日になります。