相場天気予報MARKET FORECAST

金曜日はハリケーン「イルマ」の影響を見極め、さらに翌日に控えた北朝鮮建国記念日に対する警戒感から様子見ムードとなりました。

また、ダドリーＮＹ連銀総裁が次の利上げの具体的な時期を判断するには早すぎると発言したことで、年内利上げ観測も後退。市場は調整相場となり、ドルは下落しましたが、貴金属は先行して上げ過ぎていたこともあり一服。一方で円は週末の不測の事態に備えるように107円台まで円高進行。

そして、週明けの本日。北朝鮮情勢に関しては現時点で動きはなし。9日は太陽フレアが電子機器に影響を及ぼす可能性があるという事で、北朝鮮はミサイル発射を見送ったとの見方もあります。いずれにしろ何もなかったという事実で、月曜日開場から貴金属は大きく崩れてきています。しかし、11日には国連安保理で追加制裁決議案の採択が予定されており、まだ緊張を解くには早いのではないでしょうか？