週明けはどちらに飛ぶ?
- UPDATE
- 2013.09.01
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シリアへの軍事行動は臨戦態勢から先送り。
各国間の調整に手間取っている中、オバマ大統領はついに軍事行動を決断したと表明。ただし、独断専行ではなく米議会の承認を求めるとのこと。米国の軍事行動開始は9/9の米議会の再開を待つことになりました。その間にも国連調査団がシリア入りし、化学兵器使用の確認作業を行う予定です。
軍事行動が実質の先送りとなったことで市場の緊張はさらに緩むと考えられます。
シリア情勢を材料に買われていた貴金属も一服することとなりそうですね。
一方で、上昇材料となりそうなのが中国CPIの改善。本日中国国家統計局が発表した中国製造業PMIは51.0と市場予想50.6を上回る改善となりました。中国に景気底入れ感が出ているのは喜ばしいことです。
シリア情勢の緊張緩和というマイナス材料と中国の景気回復というプラス材料。週明けの貴金属はどちらに飛ぶのでしょうか?