週明けの市場 ギリシャは・・・
- UPDATE
- 2012.08.22
- GATEGORY
- OTHER
本日はユーロリスクにやや一服感が出たことで揉みあい。
スペイン政府はEUに国内銀行支援を本日要請する見通しです。方法論については諸々の問題があるようですが、国債利回りが7%を越えている状況では体面を気にしている場合でもないでしょう。
スペインの鎮火に目が向いている一方で、もう一つの当事者ギリシャは早くもカオス。
再選挙で緊縮派が勝利したものの、週末早くも緊縮修正案を提示してきました。
財政赤字削減目標の達成時期を二年先送り。公務員15万人削減計画の凍結。など身勝手極まりない内容を提案。
もっと自助努力すべきことはあるでしょうに、選挙後の最初の仕事がこれとは…。
さらにギリシャ問題が話し合われるEU首脳会議(28.29日)を当事者であるサマラス新首相と新財務相候補のラパノス氏が欠席するとのこと。
開いた口が塞がりませんね。この報いはいずれギリシャ国民が受けることになるでしょう。
貴金属相場は小康状態も、為替は動いています。
FOMCでQE3が見送りになったために為替は円安に振れていますが、明日の消費税増税採択の結果次第で状況が大きく変わる可能性があります。否決されれば当然円安に動いてくるでしょう。可決されれば再度70円台か?