週明けの市場
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- 2013.02.25
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週明けの市場は、日銀総裁後任人事で再び為替が94円台へ。
次期日銀総裁に緩和積極派で元財務官である黒田東彦氏が内定。不確定要素が一つ減り、アベノミクスの推進力が高まるとの見方から市場は歓迎し、円安株高の動きとなっています。
為替は約1円動きましたが、95円には届いていません。95円には強い天井があるようです。ここを越えればするする動く可能性もありますが、世界的な批判はもとより日本サイドとしてもこれ以上の急激な変動は望んでいないように感じます。ジワジワ100円を目指す様なイメージですね。
今週も注目イベントが目白押し。
今夜のイタリア総選挙。そろそろ欧州問題が再燃しそうです。
米国では26・27日のバーナンキFRB議長証言。昨今の量的緩和早期縮小観測に対してのコメントが注目されます。
そして、3/1に先送りされていた米国の財政強制削減がいよいよ発動。早々に協議をまとめるという事ですが、波乱要素満載です。
大きく値を下げたまま浮上のきっかけを探す貴金属ですが、今回の調整により灰汁抜きもできました。上がり始めれば足取りは軽くなりそうです。