連日の為替大変動
- UPDATE
- 2013.02.13
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またしても為替が大きく動いています。
まず麻生財務相がG7声明は日本のデフレ対策、為替操作が目的でないと発言し、G7で円安はさほど問題視されていないとの認識を示しました。
しかし、その後G7当局者が円安がG7で容認されているという認識は誤った解釈であると麻生発言を打ち消し。市場は円安から一転し、一瞬で約1円円高に振れ、現在93円台前半で推移しています。
毎日のように1円単位で為替が動く、非常にボラリティの高い相場となっています。
円安に対しては日本と同じく自動車産業を主力にしているドイツからの強い抗議があるのでしょう。現状では相対的に見てやはり95円辺りがポイントになっているようです。ここからの円安は今までのようにすんなり進むことは難しそう。
今週末のG20で今後の流れが決まるでしょう。
ドル建て貴金属価格は景気回復期待からの株高に乗った白金の急騰に連れられて全体的に上昇。金は何とか1650ドル台に回帰しています。
しかし、北朝鮮問題でリスク回避のドル買いに動くことも予想され、なかなか金の上値は重そうです。