連夜のビックイベント
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- 2012.09.12
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本日、ドイツ憲法裁判所がESMに対する判断を下します。一時は延期も予想されましたが、予定通りことは進むようです。合憲判断が下されるとの見込みが強く、市場は一安心。しかし、明日は米国でFOMCの結果発表。こちらもQE3が実施されるとの観測が強まっています。市場の期待は膨らんでいますが、大きなイベントが続くことで様子見が先行。
そして、ここで米格付け会社ムーディーズが米国格下げを示唆という爆弾が投下されました。米国格下げ懸念からドルが急落。相対的に円が急騰し、77円台に突入。欧米の追加緩和でさらに円は突っ込む可能性もあります。
一方、貴金属はドル安に対してあまり反応せず。金は海外チャートでは小幅上昇したものの、国内価格は円高に相殺され前日比マイナスとなっています。先週の上げが大きかった分、このタイミングでの買いは進まなかったようです。
ここまで来たら連夜のビックイベントを見守るしかありません。