貴金属相場はクラッシュ
- UPDATE
- 2012.12.21
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貴金属相場はクラッシュ。
そろそろ下値を付けるかと思いましたが、昨日のNY市場で更なる急落。金・プラチナ・銀ともに抵抗線をあっさりと割り込んできました。
金は一時1635ドルの安値を付け、次なる抵抗線1600ドルを試す展開。
銀は30ドル割れ、プラチナも1550ドル割れと壊滅状態です。
昨日のニュースとしては、日本で日銀が追加緩和を発表しましたが、ほとんど材料視されず。米財政の崖協議は依然停滞しており、再び危機感が高まっているものの、合意に至るまでのラリーゲームであり相場がここまで急落する要因とはなりえないはず。
急落要因はやはりファンドの売りです。薄商いの中、ファンドの売り攻勢で値が飛ぶ状況。まるで昨年末の暴落の焼き直しのようです。
市況を無視した下げであり、明らかに売られ過ぎですが、まだ底を打ったとも思えません。
本日のアジア時間も下げは止まらず、久々に国内価格の下げ改定の報も入っています。
テーブルにナイフが刺さるのを確認しない限りは、手を出すのをやめておいた方がよいと思われる相場です。