貴金属市場のネガティブムードが続く
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- 2016.10.18
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昨日発表された10月NY連銀製造業景況指数は-6.8と市場予想を下回り3カ月連続となるマイナス。また、フィッシャーFRB副議長が低金利はしばらく続く可能性があるとの見解を示したこともあり、ドル高が一服。
しかし、ドルは下落しましたが、12月利上げの可能性が依然高止まりしていることから貴金属の頭は重く上昇は限定的。この材料なら低い値位置となっている貴金属は急騰してもおかしくないのですが、反応が鈍いですね。買手が不足しており、まだ底値を意識しているような展開です。
金は1250ドル~1260ドルの狭い範囲でのBOX相場となり10日以上経過。貴金属市場はネガティブになっており、発生材料を悲観的に捉え、売り材料に転嫁する傾向が続いています。根本的なムードが変わらない限りどうしようもありませんね。