貴金属は弱気継続
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- 2014.05.12
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大きな注目を集めるウクライナでは、昨日ドネツク、ルガンスク両州で独立を問う住民投票を行われ、90%近くの賛成票を得たとのこと。
プーチン露大統領までもが反対した中での住民投票で、強行した親ロシア派に対して批判が集まります。まあ、プーチン大統領の反対は表面上だけでしょうが…。
各国は住民投票は違法であるとの立場であり、国際社会に認められるものではありませんが、「住民投票を行い、その結果賛成が多数を占めた」という既成事実は出来上がりました。
クリミアと同じような道をたどっており、予断を許さない状況です。
ECBが追加緩和を示唆したことで軟調に推移する貴金属市場。ウクライナの住民投票を巡り、大きな軍事衝突も起こらなかったことで弱気継続。ただ、金は1270ドルあたりでストッパーがかかっており、値動きの幅も狭くなってきています。
大きな動きの前触れのような感じもありますね。