相場天気予報MARKET FORECAST

貴金属の買取、貴金属地金(インゴット)オンライン売買の
K.G.B.神戸ゴールドバンクが発信する相場情報です。
各貴金属の最新相場状況が天気予報のマークで一目でわかります。

※投資は自己責任にてお願いします。

貴金属は底打ち反転が本格化?

UPDATE
2012.08.22
GATEGORY

注目のFOMC議事録が公開。
経済が大幅に改善しない限り、かなり早期に追加緩和を行う公算が大きいとFRBが判断していたことが明らかになりました。
この議事録によりFRBで短期策を講じるというハト派が強まっていることが確認され、QE3実施は近いとの見解が市場を支配しています。

しかし、この会議が開催されたのは8月1日であり、7月米雇用統計に代表されるように経済指数はやや改善気味で、市況はさらなる悪化とはなっていません。また、会議時点での最大の懸念材料であった欧州債務問題は、ECBの国債買い入れ期待により現在のところは治まりを見せています。
一方で、米国が抱える「財政の崖」問題が徐々に表面化してきており、先手を打っての景気対策ということも踏まえれば9月のQE3発動も考えられますが、個人的には違和感を覚えます。
9月のQE3は半々とみる方がよいと思います。

市場は早期のQE3観測を素直に好感し、商品相場は全面高。
そろそろ調整に入るかと考えていた貴金属も大幅続伸。FOMC議事録がNY引け後に発表されたこともあり、本日の相場も上昇継続。
現時点で金は1600ドル、銀は30.15ドル、プラチナ1547ドルと勢いが止まりません。
特に金に比べ出遅れていた銀・プラチナの巻き返しが凄いです。GSRも55まで低下しています。
やっと底打ち反転が本格化したのでしょうか?9月のFOMC・ECB理事会を経ないと判断が難しいところです。

関連ブログRelated blog

お電話でもお気軽に
お問合せください
0797-62-8188電話をかける