貴金属は大幅下落
- UPDATE
- 2016.11.14
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トランポノミクスによるリスクオンが続く市場。
NYダウは過去最高値を更新する一方で、債券は売られ米金利の上昇が止まりません。
また、週末フィッシャーFRB副議長が講演で、金融緩和を徐々に取り除いていく根拠はかなり強く、物価と雇用の目標達成はかなり近いと12月米利上げを強く示唆する内容の発言。
結果、ドルは急騰し、貴金属は急落。
金は節目となっていた1250ドルをあっさりと割り込み、1220ドル台まで大幅下落。
プラチナや銀も金に連れ安でリスクオンの流れに乗ることはできませんでした。
しかし、いつまでこのリスクオンが続くのでしょうか?
歴史を振り返ると、中長期的に見れば大統領決定時の値動きとは逆に相場が動いていくとのデータもあります。市場参加者は違和感を覚えながらも大きな流れに逆らわずに動いているだけであって、現状の相場が長続きする根拠は希薄とも思えます。
まだまだ相場は荒れそうです。