貴金属は久々の反発
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- 2016.10.19
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昨日発表された米CPIは+0.3%と市場予想と一致。
ここ5カ月で最大の伸びとなりましたが、食品・エネルギーを除くコアCPIは+0.1%と市場予想+0.2%を下回る結果となっています。内容的には強弱あるものの、全体的には堅調な米経済ということを確認。12月利上げに向けさらに歩を進めたという印象です。
これを受けドル高の動きとなっていますが、ドル高に逆らい貴金属も上昇しています。ただ、レンジブレイクするほどの力強さはありません。
そろそろ11月8日に迫った米大統領選に対する警戒が強くなってきました。ヒラリー氏で決まりでしょうが、失態を繰り返すトランプ氏もあきらめることなく粘り強く戦っています。世界には英EU離脱投票のトラウマが残っており、結果が出るまで安心できません。