貴金属は一段安
- UPDATE
- 2014.07.25
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昨日はアルジェリア機消息不明の報が入りましたが、市場的には大きな影響はなし。
米国では失業保険新規申請件数が発表され、28万4000件と市場予想30万5000件を大幅場に下回り、2006年以来の低水準となりました。一方で、同日発表された6月新築住宅販売件数は前月比-8.1%の40.6万戸と予想を下回る結果。労働環境は強い改善傾向が出ているのに対し、出遅れ気味の住宅関連指数という最近の構図が見事に表れました。まだら模様の米景気回復です。
地政学的リスクは継続し、米経済指標も強弱あったにも関わらず貴金属は大幅下落。金は1300ドルを割り込みました。
貴金属市場の流れ自体は7月14日のイエレンFRB議長議会証言前から調整モードに入っており、それがマレーシア機墜落というイレギュラー要因で狂いましたが、事が落ち着き元の水準に戻っただけとも言えます。
問題はここからの下げがあるのかという事。週末要因も重なる今夜の動きに注意する必要があります。