相場天気予報MARKET FORECAST

フランス大統領選を巡り動きがありました。

フランソワ・バイル氏が立候補を断念し、同じ中道のマクロン前経済相を支持すると表明。世論調査ではルペン国民戦線党首がリードしていましたが、これで情勢が一変する可能性が強まりリスク後退。貴金属も安全資産としての魅力後退で下落しました。

そしてＦＯＭＣ議事録。

多くのメンバーが雇用と物価が予測通り改善すればかなり早期の利上げが適切であると考えていることがわかりました。しかし一方で、ドル高からの下振れリスクや、インフレに対するリスクは小さいなど見解も示されており、3月利上げを意識させるほど強い内容ではありませんでした。

結果としてＦＯＭＣ議事録公開後の市場はドル安に振れ、貴金属も下落分をすぐに取り戻しています。

貴金属はレンジ相場。やや退屈な展開となっています。