貴金属はポジション整理
- UPDATE
- 2016.03.10
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ECB理事会を控え、貴金属は軟調な地合いが継続。
ゴールドマン・サックスが商品相場の反発は失速するとの見通しを示したことも売り圧力を強めた原因です。GSの見通しについては風見鶏的な要素も強く、さほど気にすることはないと思われますが、ECB→日銀→FOMCと金融ビックイベントが続くこともあり、一旦利益確定をするきっかけになったのでしょう。
急騰を続けていた金も連日の下げで一時1245ドルを割り込みましたが、ポジション整理の動きに過ぎません。
さてECB理事会ですが、ドラギ総裁が市場の期待を煽っている状況で、市場が満足するような内容を出すことができるのでしょうか?ドイツをはじめとした反対派も根強く存在します。欧州だけは蓋を開けなければわからないところもあり、市場の不安感を誘います。