貴金属はついに底割れ
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- 2017.12.07
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昨日トランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都と認め、テルアビブから在イスラエル米大使館を移転する手続きを開始すると宣言。
ただでさえ不安定な中東に混乱をもたらす愚挙ともいえる行動に、アラブ側だけでなく、英国やドイツを始めEUなど世界的に非難の声が上がる事態となっています。
地政学的リスクは高まりましたが、市場への影響は今のところ限定的。
前日商品相場の崩れに巻き込まれてついに底割れした貴金属はこの日も軟調に推移。金はリスク回避で買い支えられ続落こそ免れましたが、下向きの流れに変わりありません。
これまで貴金属ドル建て価格が下落した際にサポートしてた為替も、今回は円高のままサポート機能を果たしていません。ダブルパンチの国内貴金属価格となっています。
やはり少なくとも来週のFOMCで利上げ決定するまでは厳しそうです。逆に言えばようやくの買い場到来です。