見極めが肝心
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- 2012.08.22
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一日置いてFOMCでQE3が見送られた反動が来ました。
貴金属はQE3期待から買われていた部分が剥落し、金は1600ドル台から1560ドルまで急落。この2日で約60ドルの下落となりました。前回の下値1530ドルも意識される展開となってきましたね。
米追加緩和はしばらく期待できず、催促相場となっていた市場は拠り所をなくしています。ここで火元である欧州が動いてくれることが望ましいのですが、メルケル独首相は未だユーロ救済に向けて前向きなコメントを出してきません。
世界的な景気減速感も強まっており、状況は混沌としてきました。
貴金属の底打ち感も騙しだったのでしょうか?
今は混乱に巻き込まれず見極めが肝心です。