行って来いの相場
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- 2017.09.27
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北朝鮮による「宣戦布告」発言から急激に高まった地政学的リスクでしたが、織り込みも早く既に市場では沈静化しています。
流動的な地政学的リスクは解消されていませんが、市場の関心事は米金融政策。
昨日はイエレンFRB議長講演があり、インフレ動向を巡り不透明性が存在する中でも、段階的な利上げの継続が必要との認識を示しました。ただ、インフレ動向を巡る見極めが困難で、実際の動向次第でFRBも政策対応の修正を余儀なくされる可能性があるとしています。
12月利上げに対して前向きな姿勢が確認されたという事でドルは急騰。ドルINDEXは久しぶりに93を越えてきました。
貴金属はドル高に押され下落。結局北朝鮮情勢の緊迫化で上げた部分をすべて吐き出す行って来いの相場となっています。