落ち着きを取り戻した市場
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- 2013.07.02
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昨日発表された米ISM製造業景況指数は50.9と、事前予想50.5をやや上回る結果。
このところリスクの高まりが指摘されている中国でも製造業PMIが発表され、50.1と前月50.8より低下しましたが、ほぼ予想値と合致したためさほど動揺は見られず。
特に好材料があったわけではないのですが、7月に入りリスクオンムードとなっています。
先月末まではどのようなニュースにもネガティブに動いていた金も月が替わり2連騰。
四半期を跨いだことによりファンドのポジション整理が一服し、ショートカバーに転じたようです。為替も100円を狙うところまで円安が進み、国内価格は急反発。ドル建てでもポイントとなる1250ドルを簡単にとってきましたが、ここから1300ドルまでは簡単にはいかないでしょう。下落幅が大きかった為、それに対する反発も大きなものになっているだけのようにも感じます。
1200ドル付近が底値圏であることは確認しましたが、米雇用統計次第では激しく上下に動く展開となりそうです。