落ち着かない相場
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- 2016.12.06
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イタリアの国民投票で憲法改正が否決され、レンツィ伊首相が辞任を表明。
イタリアだけでなく、EU全体の先行き不透明感は増しましたが、今回は事前予想通りの結果だった事もあり混乱は限定的。一時ユーロも下げましたが、知ったらしまいの動きに加え、ユーログループがギリシャの債務削減を検討しているとの報でユーロは逆に上昇。
一方、米国では昨日発表された11月ISM非製造業景況指数が予想を上回るなどその他経済指標も改善。NYダウはまたしても最高値更新を記録していますが、ユーロの勢いに押されドルは大幅安となっています。
ドルINDEXは現在100.17。ここまで下げていることに違和感がありますが…。
貴金属は激しいもみ合いとなり、金は1190ドルの高値を付けた後、1158ドルまで急落。終値で前日とほぼ同じ水準である1176ドルまで戻していますが不安定な値動き。
依然落ち着かない相場です。