荒れる相場 貴金属は急反発
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- 2014.10.07
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昨日はアジア時間から大きく下げていた貴金属でしたが、欧米時間で巻き返し。結果的に大きな反発となっています。
アジア時間は週末の米雇用統計からの米利上げ前倒し観測を受け軟調に推移。金は1183ドルまで急落し、昨年の安値1179ドルに肉薄。しかし、その後は行き過ぎた売りに対するカバーが入り、何とか1200ドルを回復しています。1200ドルを下回ればさすがに値頃感から買いが入ります。中国勢が明日まで国慶節で休んでいることもあり、相場が荒れていますね。
そして金以上に激しく動いたのがプラチナ。昨日付けた安値はなんと1185ドル。1220ドルで始まり、金とほぼ同価まで下げましたが、ここから急激に巻き返し終わってみれば1250ドル。実に60ドル以上の急騰となりました。プラチナの値動きは心臓に悪いですね。
1200ドルを割れたことで売り玉は大方整理されたと思われます。大きな下髭を付けたこともあり、ここからは反転攻勢にでそうです。
尚、昨日は新指標となる米労働市場情勢指数(LMCI)も発表されましたが特に材料視されていません。