英EU離脱投票と歩を合わせる市場
- UPDATE
- 2016.06.20
- GATEGORY
- OTHER
23日(木)と目前に迫った英EU離脱国民投票の行方に市場は揺さぶられています。
先週のはじめは離脱派優勢と予想外の状況でしたが、16日に起きた残留派英議員射殺事件で様相が一変。週末の時点では事件の影響で優劣が見極めにくい混沌とした状況となり、その後18日(日)に発表された世論調査では残留支持派が逆転しています。
ここにきてやっと残留派が巻き返してきました。市場は当然残留を希望。これ以上の混乱はno thank you ですが、蓋を開けるまで分からないのが欧州流。投票結果が判明するまで予断は禁物でしょう。
市場は英EU離脱投票に対する思惑と一致する動き。
金は週末の混沌とした状況下では1300ドル手前まで値を伸ばして取引を終えていましたが、日曜日に残留優勢の報が伝わったことで、本日月曜日は急落スタート。離脱となれば1320ドル以上、残留で1250ドルくらいの動きになりそうですね。いずれにしろ投票日まで思惑で大きく動く動きは続きそうです。