英総選挙前倒し
- UPDATE
- 2017.04.19
- GATEGORY
- OTHER
昨日、メイ・英首相が総選挙を6月8日に前倒しして実施する意向を発表。
EU離脱交渉に当たり、強固な国民支持を得た政権で臨むための方策との事で、選挙を経ずに首相となったメイ首相への不満を解消することにもあります。
世論調査では与党が野党を大きく引き離しており、順当に与党が勝利すれば政権安定が誕生する見込みです。
欧州の政局リスクはさらに不透明感を増しましたが、市場はひとまずこの動きを前向きにとらえ、ポンド・ユーロが急騰。
しかし、米国ではゴールドマン・サックスの冴えない企業決算や弱い経済指数の低下を受けリスク回避の動きとなり、NYダウは100ドル以上の反落。
米長期金利も低下し、ドルINDEXは99.5まで低下し、為替は再び円高に。
貴金属はドル安を受け金が1290ドルまで切り返してきましたが、銀やプラチナは逆に反落。方向性がまちまちで相場が材料を消化しきれていない印象です。