自律反発も限定的
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- 2015.07.24
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急落への自律反発から値を戻してきた貴金属。金は一時1100ドル台まで上昇しましたが、米新規失業保険申請件数が予想を上回る改善となったことで9月米利上げ観測がさらに強まり貴金属を圧迫。上げ幅を縮小しましたが、何とか連続下落は止めることができました。
底なし沼にはまっているドル建て貴金属相場に対し、これまでフォローしてくれていた為替も今回は鈍い動き。ドル建ての下落をダイレクトに受ける国内相場となっています。
ここにきて米株式も息切れ。企業決算の悪化が原因ですが、ドル高による影響に加え、米利上げによる資金シフトもそろそろ意識され始めるでしょう。この夏は世界的にポジション整理の動きとなりそうです。