緩和縮小決定後の値動き
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- 2013.12.23
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先週はついにFOMCで緩和縮小が決定。
FOMC後の貴金属市場の動きを振り返りかえります。貴金属相場は初動では踏みとどまったものの、一日明けて大幅下落。金は1200ドルを割り込み、6月末につけた年初来最安値を試す展開で、一時1185ドルを付けました。1200ドル割れはまだ値頃感があり、翌日には1200ドルを回復して週を跨いでいます。
緩和縮小決定での売り崩しは想定内でしたが、暫くは年初来安値である1179.4ドルが意識される展開になるでしょう。
欧米勢は既にクリスマスモードに入っており、値が飛ぶことも予想されます。
2013年のドル建て金価格は年初来で29%の大幅下落。さらにゴールドマンサックスは2014年の価格予想を1050ドルとしています。これだけ下落してもまだ底が確認できる状況にありません。
国内価格はアベノミクスによる円安効果で下落幅がだいぶ相殺されました。
ちなみに2013/1/6のNY終値は、金=1371.7ドル、為替=83.36円でした。隔世の感があるような数字ですね。