続落回避もFOMCまでの様子見か?
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- 2015.03.10
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週末の米雇用統計を受けた急落の余波が心配された貴金属市場でしたが、続落は何とか回避。しかし、急落に対する反発も限定的であり、依然下落警戒の様相。
来週17・18日にFOMCがある為、そこで「辛抱強く」の文言削除とイエレンFRB議長発言から利上げの確信を取りたいというところもあるでしょう。FOMCまでは様子見かもしれません。
利上げに進む米国に対し、欧州は昨日からECB国債買い入れが開始。
ドル高ユーロ安のあおりを受けた円は121円台に突入。日本側としてはこれ以上の急激な円安を望んでいないことは明白ですが、成長とインフレが期待取り上昇していないことも事実。日経平均が高い水準にあるのが救いになっているものの、株価も崩れれば次の緩和もあり得るでしょう。