相場天気予報MARKET FORECAST

ロシアのクリミア編入はほぼ完了。

クリミア併合を既成事実化するロシアに対し、Ｇ７はオランダ・ハーグで緊急首脳会議を開きクリミア編入を認めない方針を確認。さらに6月にロシア・ソチで行われる予定のサミットをボイコットし、Ｇ８からロシアを排除することを決定。

欧米は巻き返しに躍起になっていますが、実際ロシアにどれだけのダメージがあるか疑問です。ロシアとしては旬が過ぎたＧ８より、中国と組んで次の枠組みを模索するほうがより建設的だと思うでしょうね。

クリミア情勢は拗れていますが、市場はこれをほぼ材料視せず。貴金属市場はＦＯＭＣでのイエレンショックから抜け出せず、続落相場となっています。金は何とか1300ドル台に残ったという印象です。ただ、年末までの下げを主導したＥＴＦは増加しています。という事は中国あたりの買いがへたっているという事でしょうか？

この辺りが底値だと思いますが、1300ドルを割れた場合の追随売りには注意が必要です。