続大暴落 歴史的一日
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- 2013.04.16
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売りが売りを呼ぶパニック的な相場となりました。
やはり1500ドルを割り込んだインパクトは非常に大きく、ストップロスを次々に巻き込み金は1320ドル台にまで暴落。金曜日の1580ドルから実に260ドル、15%以上の無慈悲な下げとなりました。
1300ドル台への下落はチャート上ではあり得る数字でしたが、まさかこれだけの短時間に実現されることになるとは思いませんでした。
本日午後に入り、買い戻しが入っているようですが、欧米時間次第でしょう。想定した下限一杯には来ているものの、底値とは言い切れません。
今回の暴落の要因はいろいろ言われていますが、所詮後付あり、意味はありません。一番大事なのは金という「安全資産」が、最早単純に安全と考えることができないという事。勿論、通貨的価値や発行リスクという面でのアドバンテージは消えるものではありませんが、これだけの急変動があるものはやはりリスク資産と意識せざるを得ないでしょう。金の立ち位置が変わったともいえる歴史的な一日でした。
ボストンマラソンでのテロ。NY株式も崩れており、貴金属市場だけでなく世界的に不穏な空気が流れてきました。GW前にいやな感じがビンビンしますね。