米GDPも改善 強まる早期利上げ観測
- UPDATE
- 2014.10.31
- GATEGORY
- OTHER
タカ派的FOMCの余韻が残る中、7-9月米GDPが発表されました。
結果は+3.5%と市場予想+3%を上回る改善。
FOMCで指摘された労働市場の改善に続き、実需の堅調さが示されたことで米利上げ時期後退観測から早期利上げ観測へと市場のマインドは完全に転換。
貴金属は当然続落し、金は1200ドルを挟んだ攻防となっています。9月FOMC議事録公開から切り返してきた上昇分を吐き出し、再び1180ドル付近の底値を試す展開です。
来週の米雇用統計も弱い数字が予想しづらい状況で、1200ドル割れは値頃感がありますが、いま手を出すのはリスキーですね。