米雇用統計待ち
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- 2014.04.04
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昨日行われたECB理事会は予想通りの現状維持。
ドラギ総裁は低インフレが過度に長期化するようなら、量的緩和を含むあらゆる金融政策手段を動員する用意があると表明。理事会でも追加緩和について協議したとの事。
追加緩和の可能性を示唆したことでユーロは軟調。
一方、米国で発表された新規失業保険申請件数は32万6000件増と市場予想31万9000件を上回りました。先週まで順調に低下を続けていた為、市場は労働環境の改善に楽観的になっていたところでの悪化となりました。
本日の米雇用統計に対しても非農業部門雇用者数20万人との強い結果が予想されています。しかし米雇用統計は経験則的には逆目に出やすい指数。過度の期待が高まれば、外した時のサプライズも大きくなるでしょう。
欧米共倒れで貴金属は方向性なし。雇用統計を控えた様子見でやや弱含みでしょうか?雇用統計待ちです。