米雇用統計は波乱なし?
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- 2015.06.05
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本日5日がIMFへの返済期限となっているギリシャ。
IMFに月末の一括払いを要請したとの報道もありましたが、支援再開に向け協議は進められており、このタイミングでのデフォルトはないとの見方から市場は楽観姿勢。
また、そのIMFのラガルド専務理事が、米利上げは来年前半が望ましいとの認識を示していますがあまり材料視されていません。
今夜の米雇用統計への関心が高まる中で発表された米週間失業保険申請件数は27万8000件と市場予想28万2000件を下回り、前日のADP雇用統計も含め堅調な雇用情勢が確認されたことで、米雇用統計も波乱の可能性が低いとの見方からドルが買い戻されています。
貴金属は続落。金は1170ドルを試す展開で、プラチナに至っては1100ドルの大台割れ。
徐々に下値を切り下げているような状況で、雰囲気は悪いですね。