米雇用統計は堅調な結果
- UPDATE
- 2015.08.10
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9月米雇用統計は非農業部門雇用者数が21万5000人増と市場予想22万3000人増には届かなかったものの、目安となる20万人越えはクリアし、失業率は前月同様の5.3%と7年ぶりの低水準を維持。
賃金も市場予想通り+0.2%となっており、全体的に堅調な雇用情勢を印象付ける結果となりました。
まずまずの結果となった米雇用統計を受け9月利上げ観測は高まりドルが一段高。貴金属はドル高に押され軟調に推移しましたが、自律反発に加え株安を受けてのリスクヘッジ買いもあり上昇して引けています。貴金属は米利上げ観測を受けての動きが鈍くなってきました。さすがにほぼ織り込み済みということでしょうか?
対照的にドル高&中国景気減速による米株価の下落が目立ってきました。資金の流れがまた変わろうとしています。