米雇用統計の影響は限定的
- UPDATE
- 2017.02.06
- GATEGORY
- OTHER
週末に発表された1月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が22万7000人増と市場予想17万5000人増を上回る4か月ぶりの伸びを記録。
ただ、失業率は4.8%と前月4.7%から増加し、平均時給も+0.1%と市場予想+0.3%を下回る結果となったことから、好材料と悪材料で相殺され市場への影響は限定的でしたが、同日トランプ大統領がトッド・フランク法の見直しに着手する見通しとなったことを受け、金融緩和への期待感から市場はリスクオン。NYダウは186ドルの急騰となり、再び2万ドルを越えてきました。
貴金属はリスクオンでも下げ渋り、金は1220ドル付近をキープ。米国とイランの緊張が高まっており、地政学的リスクも意識されています。
今週もトランプ大統領に振り回されることになりそうです。