米雇用統計 まさかの急騰
- UPDATE
- 2014.11.10
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週末の米雇用統計は非農業部門雇用者数が21万4000人増、失業率は5.8%に低下。
非農業部門雇用者数は市場予想23万5000人増を下回る結果となりましたが、目安である20万人はクリアしており、失業率も予想の5.9%から改善。
総評をすれば堅調な回復を示しているという事になるはずがドル安に動き、特に貴金属は米雇用統計の結果を受け大幅反発。金は1130ドル台から一気に1180ドル手前まで急上昇と予想もつかない大きな反発となりました。
1100ドル前半の安値にも反発が入らず、投資家が焦れて買い戻す材料を探していたかのような動きです。
ともあれ安値から切り返してきた貴金属。先週のイベントウィークを終えてもさほど値位置を変えることはありませんでした。※国内価格について
今後は出てきた材料を再評価の流れになるでしょう。市場の関心事は米利上げ時期です。