米雇用情勢は着実な改善傾向
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- 2014.01.09
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昨日は米雇用統計の前哨戦となるADP雇用統計が発表され、民間部門雇用者数は23万8000人増と市場予想20万人増を大幅に上回る改善となりました。
もう一つの注目イベントFOMC議事録公開は特に目新しい材料はなし。縮小規模に対する議論が焦点でしたが手がかりはなし。
ADP雇用統計の強い改善を受け、週末の米雇用統計への期待が高まりドルは一段高。当然貴金属は下落という流れになっています。
FRBにとっての最優先は雇用回復であり、雇用情勢の動きは市場に直結します。緩和縮小は決定しましたが、今後の縮小ペースを見通すうえで週末の雇用統計は重要です。
金・銀が軟調な中、プラチナだけは年初からの強い値動きを継続。世界的に自動車販売が順調に推移しており、供給問題は改善されないまま。これまでは金に引っ張られ過ぎただけで、当然の上昇です。