米経済指標の改善で続落
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- 2016.10.06
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昨日発表された米ISM非製造業景況指数は57.1と市場予想53を大きく上回り、約1年ぶりの高水準となりました。先日のISM製造業景況指数の上振れに続く改善で、米年内利上げ観測が勢いを増します。
前日の急落からの反発が期待された貴金属でしたが、米経済指標の改善で続落。金は1260ドル台まで落ち込んでいますが、この水準でも買いは限定的。週末の米雇用統計の結果次第ではもう一段の下げも覚悟しなくてはならない状況です。
高水準で保たれていたファンドの買いが一気に解消に向かったために起こった突発的な現象なのか見極めが必要でしょう。現状では明らかに売られ過ぎとも思えますが、中国勢が復帰する来週まで待つのもいいですね。