米経済指標の低下と北朝鮮情勢
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- 2017.05.15
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週末発表された4月米小売売上高と4月米CPIが市場予想を下回る低調な結果となったことで、確実されていた6月利上げにやや懐疑的な見方が浮上。
トランプ大統領によるFRB長官解任からの政権運営への不安感もあり市場はリスクオフ。ドルは急落し米長期金利も低下。ただ、リスクオフでも貴金属の上げ幅は限定的。低調な経済指標も、6月利上げを止めるほどのインパクトはなく、頭が重い展開となっています。
そして対話路線に切り替わり、小康状態になっていた北朝鮮で、14日に突如のミサイル発射。
親北派と見られている文在寅大統領の出方を探るような行動ですが、面目を潰された米中は怒り心頭。まだまだ北朝鮮情勢は油断なりません。