米第1四半期GDP悪化は想定内
- UPDATE
- 2015.06.01
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週末に第1四半期米GDP改定値が発表され、速報値+0.2%から-0.7%に大幅下方修正。
数字だけを見るとなかなかにショッキングなのですが、市場も悲観的に-0.9%の予想をしていたことから反応は限定的。既に第1四半期の悪化は想定済みであり、市場の関心は第2四半期における回復率に移っています。
FRBも利上げ開始時期については今後の回復状況次第としており、今回のGDP改定値が今後の金融政策に与える影響も限定的でしょう。
市場では年内の利上げを織り込む動きが継続。ドル高も続き、ドルINDEXは97まで上昇し、円も124円台。
貴金属はギリシャ問題が燻っていることもありほとんど動かず様子見モード。
今日から月が替わり。週末の米雇用統計への思惑で相場は動きそうです。