米税制改革の先行き不透明感
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- 2017.11.09
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特に大きな材料のない中、米税制改革の先行き不透明感が浮上。
年内成立に向け協議が続いている米税制改革ですが、法人減税を先送りする可能性があるとの懸念が強まっています。共和党内にも財政赤字拡大への根強い反対派が存在しており、今後も紛糾が続くものと思われます。
米税制改革の先行き不透明感を嫌い、貴金属が買われる流れとなりました。金は一時1290ドル付近まで上昇しましたが、ドル・米長期金利が戻りを見せたことで上値を削っています。
1260~1290ドルのBOX相場が続きます。順当にいけば下抜けの流れですが、底値を試すところでいつもリスク要因が発生して相場を支えるという事が続いていますね。