相場天気予報MARKET FORECAST

昨日は米独立記念日にて米市場は休場。

そして、米国の愛国心が最も高まる独立記念日に併せて北朝鮮がミサイル発射。さらに北朝鮮は発射したのはＩＣＢＭであり、開発に成功したと発表。

米国人留学生死亡を受け、米国内で北朝鮮への厳しい対応を求める声が強まっているところに、あえて油を注いだ金正恩。血の気の多いトランプ大統領だけでなく、一般的な米国人も北朝鮮への軍事制裁へ傾けることになりそうです。

一方、北朝鮮問題解決のカギを握る中国・ロシアは、中国が策定した北朝鮮のミサイル開発を巡る緊張緩和に向けた計画に参画するよう、北朝鮮・米国・韓国に呼びかける共同声明を発表。

事態は緊迫度を増しています。

市場の動きとしては、米休場の中で北朝鮮情勢緊迫化を受けたリスク回避。前日急落していた貴金属も安全資産として買い戻しの動きが入っていますが、自律反発の域を出ず、金は現在1225ドル付近。本日のＦＯＭＣ議事録や週末の米雇用統計次第で1200ドル割れもあり得る状況です。